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「坂の上の雲」 第12話「敵艦見ゆ」感想


とうとう1週間後のアップになってしまいました。。。
済みませんリラックマ58「ペコリ」




勝つわよね



戦時中の話。
当たり前のことですが、このドラマは、戦時中の話です。

現代の日本人のほとんどが経験のない、戦時中の話。
もし、自分が「待つ身」であったなら、どう感じたのだろうか。
やはり、愚問だと分かっていても、「勝ちますよね?」と必ず尋ねていたと思う。
自信のある返事が返っていて、少し、心配が和らぐ。
そうだろうな、と感じさせる最初のシーンです。





…そして、不意に始まる戦争。
このドラマでのロシア軍は、本当に不気味ですよね。
強いのか弱いのか分からない。
賢いのか愚かなのか分からない。
とにかく、野獣のように攻めてくる。


…それにしても、どこでロケをしているのでしょうか。
極寒の地。降りしきる雪。
どこまでもリアリティを追求しようとする製作者の意図が憎いですよね。




「戦争による、財政的滅亡」
という危機感が最初からあったために、日本政府が、この時ほど、国家運営の上で、
財政的感覚を鋭くしたことは、それ以前にも、それ以降にもない。

この、同じ民族の同じ国が、遥かな後年、財政的にも無謀極まりない「太平洋戦争」をやったということは、
ほとんど信じがたいことであった。




恐ろしい言葉ですよね。
たしかに僕も、日清・日露戦争と太平洋戦争を比べてみて、これが同じ国家のすることかと疑ってしまうことはあります。
ただ、こういうことだと思うんですよね。
日露戦争の勝利(といえるかどうかは別問題として…)に浮かれた日本が、うぬぼれ、外国を甘く見た結果が、あの無残な敗北につながったのだと…

さらにそこから立ち上がった日本が、やはりうぬぼれ、バブル崩壊や今日の状況を招いたことを考えると、「歴史は繰り返す」という言葉が、僕らに重くのしかかるのですよね。

さらに、この言葉を書き綴った司馬遼太郎さんが現代の日本を見たらどうなるのだろうか、と考えると…
国家財政が破綻しかけているのにも関わらず、抜本的な政策を行わず、ずるずると時間だけが経過している現代の日本を眺めたらば…






秋山。神速をもって行動せよ。



奉天会戦。
児玉元帥は、このドラマ中で、非常にかっこ良く描かれていますよね。
決してスーパーマンではないのだが、自分の使命を全うしようとする信念を持っている。
彼を始め、このドラマに出てくる人物は、本当に素敵です。






バルチック艦隊


…そして、いよいよ表れたバルチック艦隊。
この辺りの緊迫感は、次回・最終回に向けての盛り上がりを予感させますよね。


…しかし実は、この段階で、バルチック艦隊はすでに様々な問題を抱えていたのです。
ロシアでは圧政に苦しむ市民が大規模なデモを起こすも、ニコライ2世によって弾圧されます。
いわゆる「血の日曜日事件」によって、国内は混乱し、とても挙国一致して戦争を戦える状況ではなかった。
日本国内がひとつになっていたのとは対照的です。

さらにバルチック艦隊は、艦隊は立派でもそこに登場する乗組員は熟練度の低いものも少なくなく、航行の途中でイギリス漁船を誤射するという事件を引き起こし、西欧各国が局外中立を理由に彼らの植民地港での石炭・食料・水などの補給を拒んだため、その航行に非常な悪影響を与えたんですね。
長引く航海、手紙などにより知る国内の混乱などにより、バルチック艦隊の一般水夫のモチベーションは相当に下がっていたとも言われています。
これも、日本が水夫の熟練度を重視していたのとは対照的ですよね。



最後に、
「本日天気晴朗ナレドモ浪高シ」
の一文については、少し首をひねった人も多いかと思います。

この言葉の「浪高シ」は、波が高いため、当初の計画である水雷によるバルチック艦隊足止め作戦が不可能になったという、こちらにとって不利な状況を打電しているものです。
実際、秋山真之は、バルチック艦隊との決戦に当たり、敵艦隊の動き、天候などを考慮して、ありとあらゆるパターンの戦略を考えていたと言われています。

そのあたり、昨年の第2部までは真之の作戦家としての魅力が存分に発揮されていたのが、第3部に入ってからはすぐにいらいらしたり、人の意見を聞かなかったり、あまり良く描かれていないような…
T字戦法の発案も東郷に奪われてしまったようですし…

日本海海戦の作戦立案に当たり、真之が苦しみ抜いた末、誰も考えつかないような奇想天外な策略を生み出す様子をできればドラマで描いて欲しかったですね。



書きたいことは山ほどあるのですが、最近時間がない関係で、以上とさせていただきます。
次回は…泣いてしまうんでしょうね、きっと。。。




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