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JIN-仁-第8話 感想


至宝のドラマに相応しい、珠玉の回。


ブログ読者さんからの前評判はありました。
それは、野風をめぐる人間ドラマが素晴らしかった、と僕は単純に理解していました。
その期待を塵のように消し飛ばすくらい、想像をはるかに越えた内容でした。
正直、表現する言葉を失いました。

散々迷った挙句、前述の赤字を、表題として付けた次第です。




今回は、ドラマパート、歴史パートともに、非の打ちどころがありません。
お互いが一級であるばかりでなく、それぞれを暗示的に連動させた手腕は正しく神業。
このような超人的な脚本、いったい誰が考えられるというのでしょうか。

特に素晴らしかったのは、死の淵に直面した患者を助けるという南方先生のそれまでの行動を、龍馬の大政奉還の動機に結びつけたところ。
幕末史好きの僕としては、少しでも大政奉還についておかしな描写があったなら、そこを突いてやろうと思っていたのですが、あそこまで堂々と見事な創作をされては、批判の言葉も空しく宙を舞おうというものです。
しかも、演出の手腕が精緻を極めていて、見る側に相当な緊迫感を与え、まばたきすら許さない。
図らずも、ここ数ヶ月で最も濃密な時間を過ごさせていただきました。

________________________________________________________

見終わったあとも、息が止まりそうな感覚に陥ります。
前回のテンプレートに習って、まずは、ドラマパートから参りましょうか。




おなごは子を守るためなら…


今回は、野風さんの決死のセリフ、南方先生の決意のセリフなど、名場面目白押しではあったのですが、僕は、この咲さんのセリフが、野風さんが本当に言いたいことを先生に伝え、南方先生が帝王切開を決意させる決め手となった言葉として、特に印象に残りました。

女は強し。
南方先生があくまで未来の恋人に想いを寄せていることを、心のわだかまりとして持ちつつも、今回の野風の出産については最も積極的に動き、その行動にためらいがありませんでした。

そして、この言葉。
麻酔をかけて母体を救うというのが医学的見地からの判断であるならば、南方先生の判断は間違ってないんですよね。
ただ、人の強烈な思いというものは、時にそれを上回る。
野風の気持ちに最後まで寄り添うことができたのは、同じ女性である咲さんだけだったでしょうし、彼女しか言えないセリフだったと思います。母子共に命を落とす危険がある中のわずかな可能性に賭ける根拠として「子供を守るならば、どんな痛みにも耐えられる」という精神論では医学ドラマ的には問題があるのかも知れませんが、人の心を露呈するということでいうと、これでいいのだと思います。


麻酔なしの帝王切開のシーン、目をそむけたくなるほどのグロテスクな場面でしたね
中谷美紀さんの鬼気迫る演技が、このシーンにさらに精悍さを与えていたと思います。
強烈なインパクトを残してくれました。




先生と未来さんの写真


前期の記憶があいまいなのですが、「未来から持ってきた写真が消える」=「南方先生とミキさんが出会わない未来」=「自分の行動によって、歴史が変わる」という理解でいいんでしょうか?
このドラマの見どころのひとつ、タイムスリップ・ミステリーも、大詰めに近づいてきましたね。


歴史は変えられるのか。
坂本龍馬が暗殺されない歴史を、果たして歩むことができるのか。



歴史の修正力に立ち向かう決意を固めた南方先生。
ここ数回のわだかまりも、ようやく吹っ切れたようですね。
もう迷うことはありません。
自分が変えたい未来を、自分の手で生み出してもらいたいと思います。

…そして、その決断の背景には、やはり咲さんの一言があったんですね。
彼女、最初はいろいろ天然っぽいところもありましたが、このドラマ中に随分と成長したように思います。
南方先生と一緒にならない道を決断したことで、彼女の中に覚悟のようなものが生まれのではないでしょうか。

________________________________________________________

次は、歴史パート。
このドラマは、ドラマパート(=南方先生の物語)と歴史パート(=龍馬の物語)が、縦糸と横糸のごとく交錯し、ひとつのドラマという織物を生み出しているのですが、今回は、そのハーモニーが文句なしに絶妙であったと思います。
特に今回は、歴史パートの持ち時間はそれほど多くなかったと思いますが、あの短い時間で、船中八策から大政奉還までを波状的に表現した技法は、見事というほかありません。
映像のもつ無限の可能性を、感じさせられました。




人は、理だけで生きるわけではごわはん!


大政奉還を巡る、龍馬と西郷の舌戦。
『龍馬伝』では、岩倉具視も討幕の密勅も何も登場しないまま大政奉還が下ってしまい、このあたりの政治的な駆け引きはなおざりになった感があります。
ファミリードラマを意識していたのなら、ある意味仕方なかったのかも知れませんが…

しかし実際は、薩摩の西郷・大久保らは、幕府をも手玉に取る外交のプロフェッショナル。
朝廷内部の反幕公家衆を扇動して、ニセの「討幕の密勅」を作る準備を着々を進めていたのです。
彼らに対抗できる政治手腕をもった人物は、当時、坂本龍馬ただひとりであったでしょう。


はじめ西郷が「勅許が下った」と言ったときに、「また史実をいじったな」と浅はかにも思ってしまったんです。
討幕の密勅が下りたのは、大政奉還を慶喜が受諾した同日であったわけですから。
西郷はすでに後藤象二郎の説得により、土佐藩が大政奉還を行うことを承諾していたので、それを初めて聞いたかのような西郷のセリフもあって、ドラマの都合上このあたりは若干いじったのかな、と。


しかしそれは、西郷の策略であった。


実際の西郷隆盛は、あの芒洋とした外見からは想像もつかないほどの謀略家であった。
彼の倒幕に対する執念は凄まじく、身内すら犠牲にしてでも幕府をこの世から抹殺しようという気迫を感じます。
当然、彼の言動はこの程度のものではないのですが、その一端を表現してくれて、良かったと思います。
龍馬の正論も、西郷には通用せず。
龍馬が、完全に手玉に取られていました。

…というか、未来人(南方先生)の付け焼刃である龍馬の平和主義思想は、この場面ではほとんど説得力を持ち得ませんよね。
詔勅が下りたなら、逆にそれを利用して徳川幕府を朝廷恭順派と徹底抗戦派に分離させ自滅させるためにも、まず大政奉還を突きつけるべきだという議論の転換くらい、龍馬なら軽くできそうなものですけどね。
龍馬の弁解は少し残念でしたが、ここはドラマの展開上仕方なし、ということにしておきましょう。





土佐を、徳川と心中させる気かと聞いとるんじゃ!


市川亀治郎さんの中岡慎太郎、これだけのシーンでは、悲しすぎますリラックマ34「泣く」

しかし、それでも存在感を示していたのは、圧巻ですね。
中岡慎太郎の倒幕思想を、体全体で表現していたと思います。


このキャストで、『TBS版龍馬伝』作ろうよ。
スタッフは『JIN』のメンバーに任せたら、間違いなくいいものができると思う。
龍馬も、南方先生の影響力を離れて、思うさま羽ばたけますしね。
南方先生と仁友堂は、緒方洪庵と適塾にしてしまえば、途中までは出番ある(笑)





船中九策


「船中九策」


憎いことをやってくれますね。
前回の丸山での会話を伏線として活かしたわけですが、このあたりの細かい芸が、ドラマのツボを押さえているTBSならでは、という感じがしますよね。

いよっ!座布団いちまいっ!リラックマ31「イエィ!」


このシーンはドラマパートに入れるべき?と一瞬悩みましたが、一応、船中八策(?)ですので、歴史パートに入れることにします。

それにしてもこのドラマの偉大なところは、難解な幕末史を取り扱うにも関わらず、一切のナレーションを入れていないこと。
必要な説明は登場人物のセリフで言わせているもののの、それも、最小限に抑えている。
演出によって、それを全て補っている、というところ。

今回でいうと、大政奉還受諾の手紙を受け取った龍馬の反応。
そして、船中八策を手紙で知った勝海舟の静かな言葉。
そういうもので、雰囲気を表現している。


もちろん、説明がない分、幕末史の流れを知らない人が見ると、チンプンカンプンなのかも知れません。
ブログのコメントで、「前作の方が良いという人がいる」というのは、こういうところからきているのでしょうね。
ただ僕は、「史実を知りたければちゃんと勉強してこい!」と言わんばかりのこのドラマの威風堂々とした態度に、畏敬の念を表します。


※ちなみに、勝海舟が言っている「八つ目まではまあ、オイラや一翁さんが教えたものをそっくり頂戴してやがった」というセリフの「一翁さん」とは、幕臣の大久保一翁のことです。
いわゆる『竜馬がゆく』の「かの字とおの字」のエピソードですよね。
聞き取れなかった人も多いと思いましたので、念のために。






次回。
ごめんさない、想像つきません。
今回の、予想をはるかに裏切る内容を見て、このドラマの可能性が分からなくなってしまいました。
ただひとつ言えることは、間違いなく、素晴らしい出来栄えになっているということ。
端座して待ちましょう。





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素晴らしい

2011/06/09(Thu)12:20

こんにちわ。
素晴らしい感想をUPして頂き感謝申し上げます。
私の感じたこと、すべてを表現して頂き涙が出てきました。
いや~それにしてもTBSがここまでやるとは・・・NHKは今からTBSに丁稚奉公するべきだと思いました。

名前:グロッソ (URL) 編集

こんにちは~

2011/06/09(Thu)12:31

今回、凄くよかったですね。
今まで見たJINの中で最高でした。

幕末の時代、帝王切開なんてありえないけれど、野風さんの生みの苦しみと、歴史パートをリンクさせたのはお見事でしたね。

中谷未来さんは凄い演技をされますね。
見終わった後は疲れてしまいましたよ(-。-;

TV-Rocker様が丁寧に感想を書かれているので何も言う事はないんですが、龍馬さんより西郷さんが上手でしたね。

TV-Rocker様が言われたように言い訳に南方先生を出しても弱いですね。もう少しパンチのある説得力が欲しいな。とも思いました。

前作の方が良いと感じている人は物語がゆっくり進んでいたからではないでしょうか?
歴史を全然知らない人が見ていたとも思えないんです。

完結編はとにかく展開が速くてあの人のエピソードやこの人も登場させて欲しいと、そういう思いがあるのではないでしょうか。

ある意味、もう少しマッタリ見たいと思っている人もいるのではないかと想像します。

咲きさんの「泣け!」も良かったし、赤ちゃんを抱いて「恋敵をとり上げてしまった」…それ以後のセリフがじ~んと来ました。

もうひとつ私がツボにハマったのが「呪いのシート」にまじめに「ノイローシートです!」とツッコミを入れる南方先生。こういう笑いがふっと入っているのが好きですね。

福田先生の「切羽詰った顔はよしましょう」にも見ているほうとしては救われるのではないでしょうか。

9策はこれも冒頭で映像に出たので何を書いてあるんだろうと思ったんですが、南方仁、足跡を残しましたね。

私も来週はどうなるのか想像がつきません。

名前:エム (URL編集

今までで一番興奮した回!!

2011/06/09(Thu)12:48

「生まれ変わる」というキーワードにそって、野風の出産(仁の恋人、未来の再生)と大政奉還(日本の再生)を対置し、中谷美紀、内野聖陽という最高の役者で見せる、脚本、演出、役者が一体となって魅せる熱い回でしたよね。
中谷美紀の仁先生をキッとにらみつける演技。
内野龍馬の「道を間違えちょったじゃろうか」と弱気になって泣きそうな演技。
綾瀬はるかの泣かない赤ん坊のを「泣きなさい!」と言ってたたく演技。
仁先生のピンチにすかさずフォローに入る佐分利先生。
必死に心臓マッサージしながら叫ぶ仁先生。
本当に興奮しました。

>西郷の策略
西郷隆盛は、昔の日本テレビの「田原坂」のような人格者西郷もいいですが、藤本さんがやっているような腹黒い西郷もいいですね。あの「茶番でごわす」には思わず笑ってしまいました。確かにあそこでは龍馬に「付け焼刃」ではなく、もっとしっかりした議論で西郷を論破してほしかった。(
歴史に興味ない方は分かりやすかったとも言ってるようですが・・・)

それとラストで勝海舟先生自身の口から、龍馬の「船中九策」の思想(!?)が勝先生と大久保一翁によるものと言わせる演出はニクイなと思いました。

>このキャストで、『TBS版龍
馬伝』作ろうよ。
実現すれば面白いけれど、すでにTBSは「坂本龍馬」と「竜馬がゆく」という龍馬もののドラマつくっているんでどうでしょうか。
それにしても「仁」のような話でないと時代劇が作れないというのは少し寂しい。SFかどうかは置いておいて、今の時代に合わせた時代劇、歴史劇って作れないもんでしょうか。

次回は、いよいよ龍馬暗殺です。原作ではすぐさま仁先生の治療が始まるんですが、予告にないので、オリジナル展開か、二週ぶち抜きか、と考えています。

名前:よしぼう (URL) 編集

皆様に同感です!

2011/06/09(Thu)17:43

私も↑の皆様方と同感!本当に見応えのある回でした。

前回のコメント欄でTV-Rockerさんのおっしゃっていた、この頃の女性は今の女性よりずっと芯は強かったのかも、本当にその通りですね!
麻酔なしの帝王切開。ドラマとは言うものの、実際に幕末にそのような例があるらしいですし、現在でも麻酔がかかりにくくて辛い思いをしたなんて話も聞きます。普通の陣痛だけでも辛くて(しかも野風さんよりずっと短時間だったにもかかわらず)もうダメです~と弱音を吐いて助産師さんから渇を入れられていた私は、野風さんの覚悟にただただ圧倒されてしまい…。私も強い母、というか強い人間になりたいと思ったのでした。

歴史パートも本当によかったです。確か年始の某新聞にJIN絡みの記事が載っていて「龍馬伝の福山龍馬をどう思いますか?」と聞かれていた内野さんが「うらやましいです。自分にももっと出番が欲しいです」と答えていたのが記憶に残っています。本当に出番が少ないのがもったいない。私もこのキャスト、スタッフでがっつり歴史ドラマが見たいです。

船中九策。南方先生、とうとう歴史を変えてしまいましたね。もうためらうことなく突っ走れ~!そして龍馬を暗殺から救ってください!

PS「魂ラジ」のコメントの返信ありがとうございました。私こそTV-Rockerさんより年齢では勝っている(って言うのかな^^;)ものの未熟者でございます。これからもブログ楽しみにしています☆

名前:うめこ (URL) 編集

Re: 素晴らしい

2011/06/09(Thu)22:48

いえいえ、こちらこそ、そう言っていただけるとありがたいです。
『JIN』は内容がいいので、感想で何を書いたらいいのか困ることはないんです。
(どこかのドラマとは大違い…涙)

丁稚奉公、それいい!
ドラマの何たるかを一から勉強しなしてほしいです。初心に帰って。

名前:TV-Rocker (URL編集

Re: こんにちは~

2011/06/09(Thu)23:02

> 幕末の時代、帝王切開なんてありえないけれど、野風さんの生みの苦しみと、歴史パートをリンクさせたのはお見事でしたね。

この部分は、かなり早い段階から狙っていたのではないでしょうか。
構想段階から考えておかないと、それまでの布石をここで見事に一致させることはできないと思います。
脚本家は天才でないかと思います。


> 前作の方が良いと感じている人は物語がゆっくり進んでいたからではないでしょうか?
> 歴史を全然知らない人が見ていたとも思えないんです。

確かにそうかも知れませんね。
ただ、幕末史も大詰めとなる慶応年間は事件が非常に複雑に絡み合い、たとえば第1話の「禁門の変」と、久坂玄瑞の言う攘夷思想の関係とか、大政奉還論と倒幕論の違いとか、よほど幕末史が好きでないと理解できないところも多いのではないかと思います。
…まあ、去年の『龍馬伝』を見て、かつ、このブログを読んでいた人は余裕でしょうが(笑)
※実は僕自身も、JINの記事を書くときには、自分のブログを読み返すことが多いんです。あの時、丁寧に書いていて本当に良かった。

それと言われるように、このスピード感は映画レベルであり、自宅でぼーっとまったりと見るドラマとしては向いていないのかも知れませんね。
(実際、見るだけで僕もかなり疲れた)


> もうひとつ私がツボにハマったのが「呪いのシート」にまじめに「ノイローシートです!」とツッコミを入れる南方先生。こういう笑いがふっと入っているのが好きですね。

こういうシーンもさりげなく入れられるのが、ドラマの完成度の高さですよね。
ノイロシートについては、けっきょく分からずじまいでしたが…

名前:TV-Rocker (URL編集

Re: 今までで一番興奮した回!!

2011/06/09(Thu)23:18

> 中谷美紀の仁先生をキッとにらみつける演技。
> 内野龍馬の「道を間違えちょったじゃろうか」と弱気になって泣きそうな演技。
> 綾瀬はるかの泣かない赤ん坊のを「泣きなさい!」と言ってたたく演技。
> 仁先生のピンチにすかさずフォローに入る佐分利先生。
> 必死に心臓マッサージしながら叫ぶ仁先生。
> 本当に興奮しました。

皆さん、本当に演技巧者で、しかもそれぞれも持ち回りを脚本で明確に与えられているから、キャラが光っていますよね。
こういう脚本なら、役者さんも集中しやすいのではないでしょうか。
本当に素晴らしい回でした。


> 西郷隆盛は、昔の日本テレビの「田原坂」のような人格者西郷もいいですが、藤本さんがやっているような腹黒い西郷もいいですね。あの「茶番でごわす」には思わず笑ってしまいました。確かにあそこでは龍馬に「付け焼刃」ではなく、もっとしっかりした議論で西郷を論破してほしかった。(
> 歴史に興味ない方は分かりやすかったとも言ってるようですが・・・)

「田原坂」は、僕は見ていないのですが、タイトルから考えて西南戦争に主眼をおいたドラマでしょうか。
その路線なら、最後の武士として誇り高く死んでいったイメージでピッタリだと思います。
逆に、幕末~明治元年の西郷は、今回のような謀略家がピッタリきますよね。
この人は、本当に懐が深いと思います。


> それにしても「仁」のような話でないと時代劇が作れないというのは少し寂しい。SFかどうかは置いておいて、今の時代に合わせた時代劇、歴史劇って作れないもんでしょうか。

ほんとそうですよね。
僕自身は、社会的に、もっと歴史の地位を上げるべきだと思っています。
僕も周りにも歴史に関心のある人はほとんどいなくって、なんだか勉強の延長としてみている人がほとんどです。
『JIN』で興味をもった人が、少しでも本当の歴史の面白さに気づいてくれたらいいんですけどね。
多くの人に受け入れられない内容を題材にしたドラマを作るのは、制作側もリスクが大きいでしょうからね。

名前:TV-Rocker (URL編集

Re: 皆様に同感です!

2011/06/09(Thu)23:27

> 麻酔なしの帝王切開。ドラマとは言うものの、実際に幕末にそのような例があるらしいですし、現在でも麻酔がかかりにくくて辛い思いをしたなんて話も聞きます。普通の陣痛だけでも辛くて(しかも野風さんよりずっと短時間だったにもかかわらず)もうダメです~と弱音を吐いて助産師さんから渇を入れられていた私は、野風さんの覚悟にただただ圧倒されてしまい…。私も強い母、というか強い人間になりたいと思ったのでした。

それでも頑張ったんですから、うめこさん偉いですよ!
陣痛は、僕を含めた世の男どもが想像もできないことですし。
「青竹を握ると、割ってしまうほどの激しい苦しみ」を乗り越えられた訳ですから。

野風さんは、さすが波瀾万丈の生涯を生きてきただけあって、肝が据っていますね。


> 歴史パートも本当によかったです。確か年始の某新聞にJIN絡みの記事が載っていて「龍馬伝の福山龍馬をどう思いますか?」と聞かれていた内野さんが「うらやましいです。自分にももっと出番が欲しいです」と答えていたのが記憶に残っています。本当に出番が少ないのがもったいない。私もこのキャスト、スタッフでがっつり歴史ドラマが見たいです。

内野さん、そんなこと言ってたんですね~
このキャストも『龍馬伝』に負けないくらい個性派ぞろいですから、がっつり歴史ドラマやっても、そうとう面白いものができるでしょうね。

名前:TV-Rocker (URL編集

ドラマプロジェクトについての想像

2011/06/11(Sat)17:31

こんばんは。
第八回何度も繰り返し見てしまいます。

前回の感想にも書いた、
「生まれ変わる」のキーワードで、野風の出産(未来の再生)と大政奉還(日本の再生)を対置し、脚本、演出、役者が一体となって、神がかりともいえる見事な展開を見せ、「仁」の今までのテーマを一挙に収斂させた見事な回という印象は変わりません。

ただ、この構想、つまり第八回でこのようにテーマを収斂させるという発想は、完結編が構想され、ストーリーラインをまとめた段階(大沢氏に説得の段階で見せている)で、すでに存在したのではないかと想像してしまいます。

第六回の「四境戦争」の物語で、龍馬の大政奉還の思想が、仁先生の「暴力は暴力を生む」という考えを受けて生まれたという話を見た際、大胆な発想で面白いと思ったもの(TV-Rockerさんは異論あるかもしれませんが)ですが、これも第八回の龍馬が大政奉還の思想を語る際に、伏線として回収するための布石が着実に張られていたことを考えると、あながち間違いとも思えなくなるのです。

すごいドラマプロジェクトだと思います。

あと三回は龍馬暗殺とタイムスリップの伏線回収でしょうが、まだ何があるか分からないと思わず期待してしまいます。

名前:よしぼう (URL) 編集

Re: ドラマプロジェクトについての想像

2011/06/12(Sun)00:02

> ただ、この構想、つまり第八回でこのようにテーマを収斂させるという発想は、完結編が構想され、ストーリーラインをまとめた段階(大沢氏に説得の段階で見せている)で、すでに存在したのではないかと想像してしまいます。

僕も、この構想は、かなり早い段階から練られていたのではないかと思っています。
そうでなければ、今までの布石をここまで見事に収束させることができませんからね。
それにしても、ため息がでるほど見事ですよね。


> 第六回の「四境戦争」の物語で、龍馬の大政奉還の思想が、仁先生の「暴力は暴力を生む」という考えを受けて生まれたという話を見た際、大胆な発想で面白いと思ったもの(TV-Rockerさんは異論あるかもしれませんが)ですが…

このドラマが南方先生のドラマである以上、龍馬の発想が南方先生の影響を受けて、というのは十分理解できますし、ドラマの展開としてはおもしろいと思います。
ただ僕は、どうしても幕末史ファンとしての目線で見てしまうので、龍馬の思想が「暴力か、話し合いか」または「戦争か、平和か」のような二元論のみで語られることに対して「ぐぬぬぬ…」ってなってしまうのです。
それをブログ上でぶちまけているだけなので、寛大なお心で流してやってください(笑)


あと3回ですか…
まだまだ大どんでん返しやらかしてくれそうですね、このドラマは。

名前:TV-Rocker (URL編集

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