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新選組血風録 第2話「覚悟の隊服」感想


うん、いい話でした。
いい話だった…



ただ…
なんか物足りないような…



パンチが足りない



最近『江』で、批判グセがついているからかも知れませんが、やはり最初に、気になったところを書いてしまいますね。
新選組、それも、有名な局中法度を全面に出す回だったのですから、もっとヒリヒリしたものがあっていいと思う。
「将軍警護のため…」とか、ナレーションでいろいろと説明していましたが、初回の拡大版ならともかく、45分しかない訳だから、そういうのは思い切ってカットしたらいい。

そのかわり、土方の葛藤をもっと描いてほしかった。


持ち時間が少ないドラマでは、全体を描くと間違いなく失敗しますよね。
一点集中で狙いを定めて、メリハリの効いた演出をしてもらいたい。




まずは…
このヒトに、もうちょっと頑張ってもらいたかった。


芹沢鴨2


芹沢鴨と、新見錦らいわゆる「芹沢組」ですが…
『新選組!』と比べると、少し大人しすぎる気がするのは僕だけでしょうか?
隊服・隊旗の件でも、あっさりOKを出したり、肝心の局中法度でも、いろいろ皮肉は言っていましたが、「しゃあないな、好きにしろ」みたいな投げやりなところも見えたり…

もっと破壊的で、もっと暴力的で、底知れない恐怖を漂わせてくれたら…

いい人ぶる必要なないんです。
このヒトは、極端な嫌われ役でいいんですよ。
視聴者から徹底的な反感を買われることで、次の暗殺劇でみんなの溜飲が下がる(笑)


ただ、擁護すると、壬生浪士組が京に着いたあとからドラマが始まっていますから、それまでに芹沢鴨の薄気味悪さをしつこいぐらいネチネチと描いた『新選組!』とは、その点ではハンディキャップがありますよね。

なんといっても『組!』は、この伝説回が効いていますから。


芹沢鴨、爆発
(『新選組!』第13回「芹沢鴨、爆発」より)

芹沢鴨、爆発

タイトルがすごいです。
今年注目されたあの人の表現で言うと、

芹沢鴨は爆発だ!

になりますかリラックマ28「どかーん」





それと、今日の主役のこの人。


迫田清太郎


けなげな清太郎さん
なんだか、『新選組!』の山崎烝と顔の輪郭がダブるのは、僕だけでしょうか…?

「幼なじみへの想い」「武士への憧れ」そして、「自分の意志を貫いた先に待っていた、武士としての始末のつけ方」というさまざまな気持ちを内包する難しい役柄だったと思いますが、(こう言うと失礼ですが)少し役不足だったのではないかと。
特に、最後の、借金取りに逆上するシーン~切腹を言い渡されるシーン~切腹シーンの表情が普通すぎた。

彼が今まで生きてきた町人の文化には「切腹」ということはなかったわけで、自分の意志を貫いた結果とはいえ、切腹を言い渡されたときの心の葛藤や動揺は相当なものだったと思います。死を覚悟して入隊したならともかく、あの瞬間まで、自分が死ぬということは考えていなかったわけですから。
最後に隊服・隊旗を見せられた時でも、あんな無邪気に笑えたかどうか。死を前にして思いつめた表情の中に、強張った、しかし職務をやり遂げた達成感も入り交じった、なんともいえない表情を浮かべると思うんですね。


今回は、彼の悲哀が見せ場だっただけに、そこがイマイチ描き切れなかったのが残念です。






最後に、良かったところ。


第2話最後のシーン


最後のシーンは良かったなぁ~

迫田本人でなく、別の人間が来たことに胸さわぎを覚えた佐代が
「あの…」
と言いかけるが、土方に
「くれぐれも達者に暮らすよう、伝えてくれと」
と言われ、聞けずじまいで終わる。


切腹シーンの前後に、「給金の残りは、お佐代さんに渡して下さい」と言伝てをするシーンを入れなかったもいいですし、最後に佐代が、迫田が亡くなったのを悟ったのかどうなのか、どっちとも取れるシーンにしたのも良かったと思います。

とにかく、最近のドラマは何でもかんでもセリフが多すぎる!
視聴者に考えさせたり想像させる余裕がなくなって、ドラマの空気が潰されていくのです。
そういったことでいうと、ここは雰囲気があった。
こういったシーンを、これからもどんどん入れていってほしいですね!





今日のまとめ:

俳優陣の演技力と、連載回数の少なさが、今回はネックになりましたね。
好きなだけ俳優を使え、1年間まるまる放送できる「大河ドラマ」の贅沢さとは対照的です。

その大河ドラマですが…
前回は「嫁に行く・行かない」、前々回は「ご飯を食べる・食べない」と、ドーデモイイ話題で2話分使いました。
浪費にもほどがあります。

田渕さん、アナタの大河ドラマの全部とは言わないから、5~6話くらいは『血風録』のために枠あげてよ。
そうしたら、今のブーイングの嵐も少しは収まると思うよ
リラックマ43「ひらめき」




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2011/04/14(Thu)22:38

今回私が第2回を見終わって思ったことをズバリTV-Rockerが書いてくれたって感じです!

鴨の複雑な屈折したキャラはやはり「組!」の佐藤浩市の演技が光ってましたよね。そこまで言ったらお梅だって同じこと。一筋縄ではいかないキャラがしっかり描かれていました・・・演技力についていえばさすがって感じでした。

だから、今回の血風録にはそこまで期待はしていないし、毎回何かちょっと心に残ればいいか・・・ぐらいの気持ちで見ています(すいません・・・でも本音!)

まとめていえば・・・やはり・・・TV-Rockerさんの言っている・・・

持ち時間が少ないドラマでは、全体を描くと間違いなく失敗しますよね。
一点集中で狙いを定めて、メリハリの効いた演出をしてもらいたい。

ってことに尽きると思います・・・

あと俳優陣・・・うなる演技はやはり期待できないかも・・・

でもここはよかったぁ~みたいなシーンが出てくると期待し前向きに鑑賞していきたいです。

「江」で裏切られてますんで・・・泣

名前:Miwakitz (URL編集

Re:

2011/04/16(Sat)12:21

> 鴨の複雑な屈折したキャラはやはり「組!」の佐藤浩市の演技が光ってましたよね。そこまで言ったらお梅だって同じこと。一筋縄ではいかないキャラがしっかり描かれていました・・・演技力についていえばさすがって感じでした。
> だから、今回の血風録にはそこまで期待はしていないし、毎回何かちょっと心に残ればいいか・・・ぐらいの気持ちで見ています(すいません・・・でも本音!)

そうか…
江があまりにもツマラナイ反動から、血風録を「新選組!の再来」ぐらいに期待してしまいました。
ですので、第2回でちょっと拍子抜けしたような感じがしたのですが…
「そこそこ」のものとして見た方がよさそうですね。


> まとめていえば・・・やはり・・・TV-Rockerさんの言っている・・・
> 持ち時間が少ないドラマでは、全体を描くと間違いなく失敗しますよね。
> 一点集中で狙いを定めて、メリハリの効いた演出をしてもらいたい。
> ってことに尽きると思います・・・

ナレーションを多用するあたり、何でもキッチリ説明しないといけないと思っているのでしょう。
ちょっと作り方がまじめすぎる気がしますね。
ある程度歴史がある人が見ている前提で、枝葉はもっとはしょっても良かったと思います。


> あと俳優陣・・・うなる演技はやはり期待できないかも・・・
> でもここはよかったぁ~みたいなシーンが出てくると期待し前向きに鑑賞していきたいです。

やっぱり、演技は過度な期待はだめですか・・・
でも、脚本や演出でカバーして、全体として良い出来であってほしいですね!
あと10回の感想も、がんばって書き続けたいと思います。

名前:TV-Rocker (URL編集

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