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「坂の上の雲」 第9話「広瀬、死す」感想


広瀬の勇姿、しかと目に焼き付けた




まず、最初に感じたこと。
戦闘シーンが…度肝を抜かれました。


閉塞作戦1


地中海の島国マルタ共和国にある映画用プールを使っての撮影、リアルそのものでした。
しかも、細部は映像効果をより出すため、東宝のスタジオでも撮影されたそうです。
ここまでこだわった制作は、近年なかったのではないでしょうか。
そこいらの映画より完成度はずっとずっと高い。
最近ツマラナイ映画を見てしまったので、より強くそう思うリラックマ29「…汗」


そうなんですね。
『坂の上の雲』はドラマでなく、13部作の壮大な映画なんです。
この迫力をスクリーンで見たら、どんなだろ?
映画館で見たかったなぁ…!!リラックマ3「うん。」





広瀬と真之


真之に「自分しかない役割」を話す広瀬。
閉塞作戦が成功したあとで、旅順に行き、その顔を生かして旅順艦隊に降伏を勧めるというものでした。
「自分が知っているロシアの友人が死んでゆくのは、忍びない」
「広瀬さんらしいな」
という会話は、さわやかでもあり、一方で彼がこの作戦で死んでゆくのを知っているが故に切ないものがあります。
原作にはない、オリジナルのエピソードです。




そして…いよいよ閉塞作戦が実行されます。


広瀬の勇姿


広瀬の最後の勇姿。
しかと目に焼き付けました。

「杉野兵曹は、水雷が命中したときに船外に飛ばされたに違いない」
と言う部下に対し、
「推測でモノを言うなぁ!」
と必死で探しにゆく広瀬。
彼の勇猛さの裏にある、部下を想いやる優しさがにじみ出ていて、じんときました。

探しても探しても杉野は見つからず、ボートに乗り、涙ながらに起爆装置のスイッチを押す姿も印象的でした。
「杉野、許せ…!」
本当に部下想いの人物なのですね。



脱出する広瀬。
その時、砲弾のひとつがボートを飛びぬけ、広瀬のカラダを紙くずを拾うかのように持ってゆきます。


このシーン、原作では非常に淡々と書かれています。
そもそも戦場での死を描くことは非常にムズカシイと思います。
砲弾が飛び交う中で「Stand Alone」を流しても場違いなだけですし。。。

携帯していた写真入れが海中に落ちてゆくシーンは、すごく切なかった。


アリアズナの時計


アリナズナが本当にかわいそうだ。
広瀬もかわいそう。本人はもちろん戦争で死ぬことに悔いはないだろうけど、残されたアリアズナの哀しみや、彼女と二度と会えない自分自身のことを思うとき、やはり無念さはあったのではないか。
そしてその無念さが、自分の死後投函されるであろう手紙を書かせる行為を後押ししたような気がします。

そして、ボリス。
出てきた当初は広瀬につっかかって投げられたりとか、トンデモない脇役だと思いましたが、アリアズナと広瀬のことを認めたあたりから、見直しました。
あの、報告丸につけたメッセージ。
戦場であり軍人であるということで涙は見せず、「さよならタケオ」とひとりごとのようにつぶやいた最後のシーンが印象的でした。




広瀬の死に泣く真之


無二の戦友の死に泣く真之。
「Stand Alone」が流れると、泣かせにかかっていると分かってても感情が込み上げてくるんですよね。
あの音楽は反則ですよ。

顔を洗ったのは、涙を隠すためか、それとも、冷静になって作戦家としての立場を取り戻すためか、どっちなんでしょうか。
どちらにせよ、美しい男の友情ですね。




さて、第2部が終わってしまいました。
来年はいよいよ最終章ですが、今回の旅順閉塞作戦のようなスケールと迫力で日露戦争の全貌が描かれるとなると、そうとう仰天の出来栄えになるでしょうね。

…来年も期待しましょう!!それまで、さらば『坂の上の雲』!






(主な参考資料)
坂の上の雲〈3〉 (文春文庫)



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