< 2017年07月 |  12345678910111213141516171819202122232425262728293031 | 2017年09月 >
ホーム  > スポンサー広告 > 龍馬伝・名場面集 第35話「木戸に追悼の念あり」 > 龍馬伝関係 > 龍馬伝・名場面集 第35話「木戸に追悼の念あり」

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

龍馬伝・名場面集 第35話「木戸に追悼の念あり」


薩摩と長州。
坂本龍馬・中岡慎太郎らの活躍により、ついに交渉までこぎつけます。
その長州側の代表として、木戸孝允が京都に入ります。


私たちが歴史を勉強するとき、その背景・行動などを知り、そこから多くのものを学ぶのですが、過去の他人事だという思いから抜け落ちなのが、その当時の人々の感情面だと思います。

喜びもあり、哀しみもあり、無念さもあり…
「自分がもし、彼の立場だったら、どう思っただろうか?」
そこまで考えてゆかないと、表面的にしか歴史を理解したことにならないのではないかと思うのです。
今回は、歴史秘話ヒストリア「桂小五郎の生涯」をもとに、薩長同盟にかける両者の思いをしっかり考えてゆきたいと思います。




木戸孝允が薩長同盟にかけた思い。

木戸が京都に入って10日後、龍馬も遅れて入京します。
藩の体裁を気にして自分から同盟を切り出さない木戸に対し、タンカを切った龍馬。
「長州藩がどうかという前に、日本の将来を考えるべきだ!」

それに対して、木戸は猛然と反発するんですね。

「長州から同盟を申し出るくらいなら、長州は滅んだほうが幸いである」


彼の脳裏にあったのは、池田屋事件・蛤御門の変で死んでいった仲間たちの存在。

自分に対し「藩より日本のことを考えよ」と言えるのは、同じ苦しみを味わった長州の人間だけだ!
藩の外から眺めていただけのあなたに何が分かるのか!
誰よりも日本のためと思い、朝廷の命に従い率先して攘夷を実行してきたのは長州である。
その長州に、幕府と協力して京から追い出し、大量の死者を出し朝敵の汚名を着せたのは、他ならぬ薩摩である。
長州の方から頭を下げれば、蛤御門の変で薩摩側に殺された者たちに、顔向けできない。
薩摩に屈するぐらいなら、自分は藩と共に討死してやる。

決死の覚悟です。

彼の背負ってきた過去の重み。
それは、「日本のため」とか「長州のため」とか、そんな言葉で消せるほど軽いものではなかったのです。
いや、理屈ではそうであっても、理屈が感情を上回り、理屈を飲み込んでしまう。
それが人間というもの。

木戸の決意を肌で感じた龍馬は、西郷に彼の気持ちを伝え、
「ここは西郷さんの方から同盟を切り出すべきだ」
と、必死の説得をします。


こうして始まった、木戸・西郷・龍馬の話し合い。


口火を切ったのは、やはりこの男でした。
開口一番、木戸はこれまで抱えてきた、薩摩への怒りを激しくぶつけます。
それは、そばにいる者が慌てるほどの強い口調だったそうです。

「長州は滅びても構わない」


その真剣さは、西郷にも届いたのでしょう。
一言「ごもっともでございます」
木戸の言葉をすべて呑み、ここに薩長同盟が成立したのです。

________________________________________________________

当時の長州人と薩摩人に対して、一般的に、このように言われます。
長州は、地理上京都・大坂の文化に接しやすく、開放的な明るさがあり、おおむね感情的である。
薩摩は、質実剛健、落ち着いた感じがある。


高杉晋作や西郷隆盛がこのイメージに合うのは分かるのですが、一見従来の長州人とは少し違うイメージの木戸孝允が、薩長同盟という大事な局面で感情を吐露したというのは意外で、やはり彼にも長州の血が流れているということでしょうか。
それをすべて受け止めた西郷も、大物の貫禄がありますよね。


龍馬の身の軽さ、交渉術。
木戸の長州人としての意地。
西郷の大きさ。

以前の記事で、木戸や西郷のプライドを「めんどくさい」と軽んじてしまった自分を反省します。
英雄たちの三者三様が相まって、薩長同盟は成し遂げられたのだと、認識を改めました。



※動画は、薩長同盟のシーンに木戸の回想シーンを加え、できるだけ木戸の感情を連想できるよう仕上げました。

 ↓

動画サイトへ


動画DL(高画質版)  →DL

動画DL(標準画質版) →DL

※DLボタンを右クリック→「名前を付けてリンク先を保存」でダウンロードできます。


i-Rockerにもアップしました。


過去の「名場面集」など記事一覧へ>>



ワンクリックの応援お願いします

関連記事

コメントの投稿

コメントの投稿
装飾
非公開コメント


トラックバック

トラックバックURL


▲page top
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。