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史実としての「薩長同盟」(3)


薩長同盟シリーズ最終回です。
今回は、薩長同盟の最後の条文に注目してみたいと思います。


________________________________________________________

「龍馬伝」では、この部分をクローズアップして描いています。






条文では、

6)長州が名誉を回復したのちは、薩摩・長州両藩は一致協力して、
  皇国のために全力を尽くす


気ままに江戸♪など参考にしています)



前回紹介した(1)~(5)の内容が、近い将来に起こりうる長州征討に備えた具体的な行動を約束しているのに対して、
今回の(6)は、その後のこと、少し先の将来を見据えた、大きなビジョンを示しているのに気付かされると思います。
ここで「皇国」とは「天皇を中心とする国家」という意味ですから、

長州征伐という当面の危機を乗り切ったあとは、
薩摩・長州は、天皇中心の国家のために全力を尽くす



これを、このように読み替えたらどうでしょう?

幕府による理不尽な長州征伐を防いだのちは、
この国を腐らせている元凶である幕府を倒し、天皇中心の新しい国家の樹立に向けて、
薩長両藩は全力を尽くす



このように表現を変えると明快になってきますが、この第6条は、

ニッポンの未来に対する壮大な「宣誓」

と、言えなくはないでしょうか?
この最後の一文が、僕が、薩長同盟が単なる攻守同盟でなく、未来の倒幕・新政権樹立まで想定した上でのもっと広い意味をもつ同盟であると主張する根拠にもなっています。



________________________________________________________

ちなみに…
この文章を坂本龍馬が提案したという歴史的事実はありませんが、ドラマの演出上ではそのようになっています。
ただこれは、この条文の意味を考えたときに、坂本龍馬の日本改造の未来構想と重なり、違和感なく受け入れられるのではないかと思います。

が…!!
龍馬伝では、何を思ったか、

戦死者へのオマージュ(敬意)

にしてしまいました。
自然な流れの中で、坂本龍馬のビジョンを視聴者に示す絶好の機会だったのに…
ドラマ制作側は、実にもったいない演出をやらかしたリラックマ11「ダウン」
と、僕は残念に思います。




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