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江~姫たちの戦国~ 第20話「茶々の恋」感想


いぬかわアニメ
『江~姫たちのせんごChu~』


いぬかわアニメ


毎週日曜夜8時~(全50回)
対象年齢:忍耐力のある人
ストーリー:
江・初・茶々が戦国を舞台に繰り広げるラブコメディ!?
秀吉、信長といった有名人も登場し、はちゃめちゃラブロマンスを繰り広げる!
(注)本作は歴史上の人物とは一切関係ありません。

 ↑
たぶん、これなら誰も怒らない。
アニメなら俳優さんのイメージダウンも防ぐことができるし、一石二鳥。


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今週の感想。
(見ていない人のために、記事の最後にストーリーあります)



ナレーション陥落


歴史を感じさせる唯一の場面であったアバンタイトルも、今回、タブチ色に染まる。
今まで体裁だけでも大河ドラマを取り繕っていましたが、遂にそれも放棄してしまいました。
そして…とうとうこのドラマは、田渕カラー一色で塗りつぶされた。


見事なまでの統一感リラックマ11「ダウン」


脚本、演出、キャスト、美術、ナレーション…全制作スタッフが一丸となって、田渕妹の脳内からどろどろと生み出される無価値な創造物を、せっせと作っております。
それでも、まだ半分も作り終わっていないのです。
これから暑い夏も寒い晩秋も、まだせっせせっせと作り続けなければなりません。
スタッフは今さら修正する気はないのでしょうか?
ただ、無価値なもののために、あくせく働く。
やれやれ、ご苦労なことだ。



…と思っていましたが、



僕は、気づきましたよ。
この田渕化されたNHK制作陣の中で、それでも必死に抵抗しようとするレジスタンスたちを。
表立っての反逆はできないので、主人公・江のセリフに密かにメッセージを紛れ込ませ、全国の我々に伝えようとしているのですね。
ひとつの事実=「田渕氏は、でき上がったドラマは見ない」
それを利用し、脚本や演出を少しずつ細工して、我らにメッセージを発信しているのです。


届かぬ思い


今思えば、田渕化されたアバンタイトルの中にも、彼らの悲痛な叫びが込められていたのですね。
いえ、思いは必ず届くはず。
以下、孤独な愛国者たちの「届かぬ思い」を、彼らに代わって届けたいと思います。


そうじゃ。また届いたののじゃ。


まずは、最初のシーンより。
初の手紙にウンザリするシーンに見せかけて、田渕の脚本にウンザリしている内情を我々に伝えようとしているのですね。
それでも、これはちょっと露骨すぎるでしょ
田渕氏に見つかったら即刻削除され、名指しで非難されますよ

でも、それくらい、物言えぬ制作陣の間には厭戦気分が溜まっているということですね。
全国民の99%から愛想を尽かされる番組を作り続けなければならないのですから、当然ですね。
安心してくれ。君たちのメッセージは確かに受け取った。




何でもかんでも、男と女の話にしないで下さい


これは危険です。
これは危険すぎます

京極竜子を田渕妹の化身と見立てて、全国民の言いたいことを江に代弁させています。
これは、視聴者のほとんど全員が気づいたのではないでしょうか。
露骨すぎます。
恐らくこれを工作したレジスタンスは捕らえられ、今頃はNHK内の晒し者にされていることでしょう。
身を張った抵抗、立派です。
それでも、国のためとはいえ、惜しい方を亡くしました(涙)




猿がいなくなる~


前回の「男と女の話」事件の発覚によって、抵抗運動への締め付けは一層厳しくなっていることでしょう。
しかし、それでもこのように、彼らは我々にメッセージを送り続けているのです。

これは巧妙ですね。
表向きには、田渕氏を何ら非難していない。
しかし、江が縁側で豆をまく仕草をすることによって、視聴者に「これはきっと、追い出したい人間が制作陣内部にいるんだろうな」と暗示させている。
むろん、対象はひとりしかいないのは明白です。
田渕氏が気付いたとしても、証拠がないため捕縛することもできません。
自らの身の安全も同時に考えた、頭脳プレーの勝利です。



どんな感想を書けばいいのか分からないので、これで失礼します。

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ドラマを見ていない方のための、今週のストーリー。

茶々に振られたショックから、草食系めそめそ片思い男へと180度キャラ転換した秀吉ですが、逆にそれが茶々の心の琴線に触れたのか、「もっと私にプッシュしてこい!」と、なよなよした秀吉を叱ります。
そう、茶々はただの姫でなく、肉食系ツンデレラだったのです。
しかしそれが正室のおねや側室の竜子には不満らしく、草食系関白をめぐって、三つ巴の女の戦いがドロドロと繰り広げられるもよう。(次回以降)

一方、その凶暴性ゆえか恋愛の「れ」の字もなかった我らが主人公・シエは、1日10回以上「さる」と言う訓練を自分に課しているのか(恋愛修行か?)、事あるごとにさるさる言っていますが、誰にも相手にされないストレスから、重度の人間不信になるもよう。(次回以降)





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