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「龍馬伝」本編 第46話「土佐の大勝負」感想


今回は…ビミョーリラックマ46「冬の風」



坂本龍馬が、なぜわざわざ大殿様に会わなければならないのか、それがよく分からん。
後藤は、2人の面会になぜそれほどこだわるのか?
なかなか面会が叶わないことを嘆き、「薩長はもう、待ってはくれんがです」と焦りを隠せない様子でしたが、それなら、後藤象二郎に任せてしまったらどうなんだろう?


つい、そう思ってしまう。


もちろん、それでは龍馬の晴れ舞台がなくなってしまいますからね。
そう考えた上での、今回の演出なのでしょう。
まあ、1人の意見よりも2人の意見の方が説得力はあるだろうし。


でも、本来、龍馬は晴れの舞台に出るタイプの人ではないでしょ?
大友さん自身もNHKサイト内のインタビューで言ってるじゃないですか。


「(龍馬は)みんなの先頭に立って引っ張っていくというタイプではなく、黒幕的に動いて、裏から表立った勢力を動かしていくタイプ。もしかすると龍馬は、日本の歴史上最大のフィクサーだったと言えるかもしれません」


今回は、黒幕が表に出すぎましたかね。


「彼は何かを成し遂げる際には、みずから動いて8割までの下ごしらえをやるけど、残りの2割のおいしいところはほかの人にまかせる。それが龍馬のスタイル」


今回は、残りの2割のおいしいところも龍馬が持っていっちゃいました。
しかも、命がけで。



龍馬が山内容堂に会うということ自体はいいと思うんです。
後藤象二郎も入れてビックスリーの対面というのは、見る側にとっても絵になりますし。

ただ…
龍馬が容堂に会う必然性というか、工夫がほしかったですね。
龍馬が後藤象二郎に、大政奉還を容堂公に認めさせる秘策を授け、彼に実行させるのだが、後藤らしからぬあまりの手際の良さに不審をもった容堂公が後藤に問い詰め、龍馬の名が出てくる。
そこで初めて、容堂が後藤のバックにいる龍馬の存在に気づき、土佐藩の役に立つ男かどうか、見極めるため彼と対面することになる、とか。
そういうひと工夫がほしかった。


オリジナルの脚本を使い出すと、「龍馬伝」は大雑把になる。
これは定説化しています。


そしてもうひとつの定説がこれ。


大殿様の前で立つ龍馬


自分の政治上のパトロンである後藤象二郎を差し置いて、大殿様の前で仁王立ちするなんて。
ちょっと失礼じゃないか??

あれですね。
「龍馬はスーパースターだから、殿様も会ってくれるのは当然だ
 彼は英雄だから、何をしても許されるのだ」
という、龍馬伝の大きな欠陥は、最後まで変わりませんでしたね。


こういうのが気になってしまって、龍馬がいろいろ言っていたのも、あまり心に入ってきませんでした。
(明治日本を予感させる、驚異の先進的考えを述べていたんですけどね)


________________________________________________________


いいところもありましたよ。


決断を迫る後藤象二郎


後藤象二郎、やはりカッコよかった。
今回の主人公は、龍馬でなく彼でしょう。


酒を飲む2人


その後無言で、酒を酌み交わすふたり。
言葉がない分、しんみりとしたものがありました。


弥太郎の商売


土佐商会主任を下ろされ、将来の独立を心に秘める弥太郎。
彼の才能を、やはり皆は分かっていました。
彼に声をかけたふたりは、土佐藩では上士として威張り散らしていた人ですね。
長崎の地は、そういう縛りも解き放つ、フランクな風が吹いていたことを連想させ、土佐での上士が偉ぶっているシーンと対象的に描かれていますね。


龍馬の夢2


土佐に戻り、以前の夢を語る龍馬。
「世界の海援隊」でなく、「世界一周の家族旅行」が彼の果たせぬ夢になるのですね。
もとになった、第7話「遙かなるヌーヨーカ」のラストシーンは、NHKが今やっている龍馬伝ベストシーンのグランプリに輝くのではないかと僕は踏んでいます。



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