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2010/08Archive list
「龍馬伝」本編 第35話「薩長同盟ぜよ」動画
今日、少し時間があったので、yahooテレビのみんなの感想を見ていました。
「ひどすぎる!」と★☆☆☆☆の人がいると思えば、「どんどん面白くなっていきます!」と★★★★★の人もいて、非常に面白いですね。
★☆☆☆☆の人も、歴史を勉強した上で批判しているので、説得力があるのがいくつもありました。
★★★★★の人も、批判を踏まえた上で意見していて、こちらも説得力がありました。
こういった個人の意見が手軽に、堂々と発表できるところに、インターネットの良さがあると思います。
多様化の時代ですから、意見が割れるのは当然で、健全な証拠だと思います。
こういうのに自分の意見をアップしてみるのも、楽しいと思いますよ
________________________________________________________
「じゃあ、アンタはどうやねん?」
…そうですよね。
…当然、そうツッコマれますよね。
僕は、
★★★☆☆
とします。
☆☆の部分は、弥太郎をムリやり絡ませたことと、彼を龍馬が助けに行くというシーン。
おそらく、ドラマサイドの意図としては、
・岩崎弥太郎の出番を作りたかった
・龍馬を「大義より時として人情を取ってしまう、人間臭い奴だった」というものを描きたかった
のだと思います。
それに対しての僕の反論・提案は、
・弥太郎を登場させたかったら、「龍馬の野郎、お前だけ偉くやりやがって~(怒」とか愚痴りながら、土佐で商売に励む方が、「政治を変える龍馬」と「経済を変える弥太郎」の対比ができて良かったのでは…??
ふたりはすでに違う道を歩み出しているのですから、しばらくはそっとしておいてあげて下さい・・・
・龍馬が助けに行くよりも、助けに行きたい気持ちを殺して、涙を呑んで小松邸に行く方が、龍馬の人間味が現れるのと同時に、薩長同盟の重要性が増すと思います。
(どうも直球勝負一筋で、変化球がニガテなんだよね、この脚本家は…
)
逆に良かった点(★★★)は、
お登勢さんとお龍が、龍馬を想う気持ちがストレートに表現されていたこと。

「息子が命懸けのお仕事をしているというときに…
気にならん訳がないやろ…
世の中のどんな大変なことより、
息子のことが心配なんやさかい」
龍馬が言う「日本を変える」という大仕事よりも、龍馬が無事にいてくれることの方がなによりも大事。
母親なら当然の感情です。
これが、他人であるお登勢さんの口から出てくる。
龍馬から誠心誠意「母親にそっくりじゃ」と言われたお登勢さん。
龍馬との様々な付き合いを経て、息子同様の感情が芽生えていたんですね。
しかし、そのようなことをぽろぽろ口に出す彼女ではありません。
いよいよ龍馬が命を賭けた行動に出るということを肌で感じて、つい、心の奥に秘めた想いが溢れてしまったんですよね。
そして、つい口に出たという意味では、彼女も…

「うちは…うちは…ずっと坂本さんの役に立ちたい。
これでおしまいやなんて、いやどす…!
お役目が終わったら…ここへ戻ってきておくれやす」
無口な彼女の、めったに自分の気持を口にすることのないお龍の、精一杯の気持ち。
「自分の気持を口に出して表現する」という、新しい自己表現の手段。
龍馬に出逢って、自分にはないものを彼に見て、その過程で育まれたものでしょう。
それは、龍馬への気持ちと一緒に、彼女の中で大きくなっていったと思います。
そして、龍馬が命を賭した大仕事に旅立とうとする間際の、彼女なりの大勝負。
告白。
しばし沈黙のあと「分かった」と一言、お龍の気持ちを受け止めた龍馬。
普段は滑舌な龍馬が、たったひとこと発するところに、お龍はきっと気持ちが通じたと感じたはずです。
おにぎりを渡すお龍。

しかし…
↓
同盟成立後、ぺちゃんこ(?)になりかけていたおにぎりを、「忘れとったわ」と笑いながら取り出し、三吉慎蔵と食べる龍馬。

おにぎりを渡したお龍の気持ち、分かってんのかなぁ…??
「分かった」と言ったことに責任持ってるのかなぁ…??
鈍感そうだし、ふたりとも…????
ちゃんと、お龍のこと考えてあげて!
龍馬さん!
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※i-Rockerにアップしました。
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「ひどすぎる!」と★☆☆☆☆の人がいると思えば、「どんどん面白くなっていきます!」と★★★★★の人もいて、非常に面白いですね。
★☆☆☆☆の人も、歴史を勉強した上で批判しているので、説得力があるのがいくつもありました。
★★★★★の人も、批判を踏まえた上で意見していて、こちらも説得力がありました。
こういった個人の意見が手軽に、堂々と発表できるところに、インターネットの良さがあると思います。
多様化の時代ですから、意見が割れるのは当然で、健全な証拠だと思います。
こういうのに自分の意見をアップしてみるのも、楽しいと思いますよ

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「じゃあ、アンタはどうやねん?」
…そうですよね。
…当然、そうツッコマれますよね。
僕は、
★★★☆☆
とします。
☆☆の部分は、弥太郎をムリやり絡ませたことと、彼を龍馬が助けに行くというシーン。
おそらく、ドラマサイドの意図としては、
・岩崎弥太郎の出番を作りたかった
・龍馬を「大義より時として人情を取ってしまう、人間臭い奴だった」というものを描きたかった
のだと思います。
それに対しての僕の反論・提案は、
・弥太郎を登場させたかったら、「龍馬の野郎、お前だけ偉くやりやがって~(怒」とか愚痴りながら、土佐で商売に励む方が、「政治を変える龍馬」と「経済を変える弥太郎」の対比ができて良かったのでは…??
ふたりはすでに違う道を歩み出しているのですから、しばらくはそっとしておいてあげて下さい・・・
・龍馬が助けに行くよりも、助けに行きたい気持ちを殺して、涙を呑んで小松邸に行く方が、龍馬の人間味が現れるのと同時に、薩長同盟の重要性が増すと思います。
(どうも直球勝負一筋で、変化球がニガテなんだよね、この脚本家は…

逆に良かった点(★★★)は、
お登勢さんとお龍が、龍馬を想う気持ちがストレートに表現されていたこと。

「息子が命懸けのお仕事をしているというときに…
気にならん訳がないやろ…
世の中のどんな大変なことより、
息子のことが心配なんやさかい」
龍馬が言う「日本を変える」という大仕事よりも、龍馬が無事にいてくれることの方がなによりも大事。
母親なら当然の感情です。
これが、他人であるお登勢さんの口から出てくる。
龍馬から誠心誠意「母親にそっくりじゃ」と言われたお登勢さん。
龍馬との様々な付き合いを経て、息子同様の感情が芽生えていたんですね。
しかし、そのようなことをぽろぽろ口に出す彼女ではありません。
いよいよ龍馬が命を賭けた行動に出るということを肌で感じて、つい、心の奥に秘めた想いが溢れてしまったんですよね。
そして、つい口に出たという意味では、彼女も…

「うちは…うちは…ずっと坂本さんの役に立ちたい。
これでおしまいやなんて、いやどす…!
お役目が終わったら…ここへ戻ってきておくれやす」
無口な彼女の、めったに自分の気持を口にすることのないお龍の、精一杯の気持ち。
「自分の気持を口に出して表現する」という、新しい自己表現の手段。
龍馬に出逢って、自分にはないものを彼に見て、その過程で育まれたものでしょう。
それは、龍馬への気持ちと一緒に、彼女の中で大きくなっていったと思います。
そして、龍馬が命を賭した大仕事に旅立とうとする間際の、彼女なりの大勝負。
告白。
しばし沈黙のあと「分かった」と一言、お龍の気持ちを受け止めた龍馬。
普段は滑舌な龍馬が、たったひとこと発するところに、お龍はきっと気持ちが通じたと感じたはずです。
おにぎりを渡すお龍。

しかし…
↓
同盟成立後、ぺちゃんこ(?)になりかけていたおにぎりを、「忘れとったわ」と笑いながら取り出し、三吉慎蔵と食べる龍馬。

おにぎりを渡したお龍の気持ち、分かってんのかなぁ…??
「分かった」と言ったことに責任持ってるのかなぁ…??
鈍感そうだし、ふたりとも…????
ちゃんと、お龍のこと考えてあげて!
龍馬さん!
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